NGU結成日記その2
2008年12月30日
期待の親子星登場
二日目は、一番上手なママ・ジョワン(クリスティーン)にだけ、ゴリタンの足と腕の部分を説明し、ママ・ジョワンが他のメンバーに教えるというやり方にしてみました。
ゴリタンの腕は、ワイヤーを骨にして、タイツの切れ端を巻きつけて肉にしていくという、難度の高い部分です。先日耳を作るのに相当苦しんでいたメンバー達には、難しすぎるかなと、ナントンゴは諦めムードでしたが、ママ・ジョワンとその娘のジョワンが、かなりセンスがよく、希望が出てきました。
大勢に説明しなくてもよくなったので、ナントンゴ自身は少し楽ができました。余裕のできた時間に、今日から初参加のメンバーに天使ロニの作り方を教え始めることもできました。
希望の星、ジョワンとママ・ジョワン(クリスティーン)
それにしても、ゴリラやチンパンジーが人気になる可能性があるとは、ウガンダの女性達には信じられない様子でした。ウガンダの観光資源がゴリラやチンパンジーであることをあまり認識していないのです。ウガンダ人ならゴリラもチンパンジーもよく知っているに決まっていると思い込んでいたナントンゴでしたが、当のウガンダ人達は、子猫やウサギの方がよっぽどかわいいと感じているようです。
ゴリタンもチンプ君もまとめてモンキーと呼ぶメンバーに、ナントンゴは、ゴリタンはゴリラでチンプ君はチンパンジーと教え込もうとしました。彼女達の多くは遥か遠くの国立公園はもちろん、エンテベ動物園へも行ったことがなく、本物のゴリラやチンパンジーを観察したことはなかったのです。
「ゴリラとチンパンジーはどう違うの?」
「ゴリラは大きくて、チンパンジーはそうでもない。」
と言った後にナントンゴは後悔しましたが、遅かった。ゴリラで小さい携帯ストラップを作って、チンパンジーでインテリア用の人形を作るので、大きさが逆じゃありませんか。
ゴリラ>チンパンジー
チンプ>ゴリタン
もう全部モンキーと呼ばれても訂正できません。
今日は、メンバーが増えて全部で12人になりました。彼女達自身で「ナントンゴ・グループ」とグループ名も決定してくれました。